日本中國學會

The Sinological Society of Japan

『日本中国学会便り』2010年第1号

2010年(平成22年)4月20日発行

彙報2010年度初めに当たって──ご挨拶とご報告理事長 池田 知久各種委員会報告[論文審査委員会]土田 健次郎[選挙管理委員会]神塚 淑子[ホームページ特別委員会]渡邉 義浩第62回大会開催のお知らせと発表者募集


2010年度初めに当たって──ご挨拶とご報告

理事長 池田 知久  

平成22(2010)年度初めのご挨拶
 花と緑の4月を迎え、いよいよ新しい年度がスタートいたしました。今年度はいくらか多数の新入会員をお迎えしておりますが、それらの方々を始めとして、会員のみなさまには、また気持ちを新たにして教学生活を開始されたことと思います。
 私にとっても、2期目の理事長職の最後の1年に入ることになりました。この3年間は、中国研究、ひいては東洋学・アジア研究をとりまく環境が厳しさを増す時期でありましたが、4年目の今年度もその厳しさに変わりはないと覚悟を決めております。会員のみなさまのご協力を切にお願いするゆえんであります。
 こうした環境の厳しさに対しては、これを克服するというような大それた目的を掲げることはなかなかできませんが、しかしそれでもこれに対処するために、我が日本中国学会はこの3年間、種々様々の方策を模索してまいりました。その背景には、多くの会員の間に、中国研究をとりまく環境が厳しさを増しているという危機感の共有がありました。
 諸方策の内容が具体的にはどういうものであるかについては、近年の本誌『日本中国学会便り』の各号に掲載された「理事長挨拶」や「各種委員会報告」などに、提案・計画・取り組みの経過などが報告されていますので、それらをご覧いただければ幸いです。こういった種々様々の方策の内、多くの会員のコンセンサスを得られるものから実施に移していくということが、今後の課題になるのではないかと思われます。
 その諸方策の1つに、現在の我が日本中国学会の中国研究、ひいては現代日本の中国研究を、積極的に世界に向かって発信していくということがあります。その中のほんの1つの具体的事例でありますが、我が日本中国学会と中国の上海師範大学との連携によって、『日本中国学会報』受賞論文集(哲学部門)を中国において中国語で出版する、という計画を推し進めてまいりました。この計画の推進が、今日ほぼ最終段階に差しかかっておりますので、以下、この件についてご報告いたします。

上海師大との連携による『日本中国学会報』受賞論文集(中国哲学)の出版
 本学会と上海師範大学の研究プロジェクト「海外中国哲学論叢」との連携による、『日本中国学会報』学会賞受賞論文(哲学部門)の、中国語の翻訳と中国国内における論文集の出版計画については、背景や途中経過を本誌『便り』2008年12月号・2009年12月号でご報告いたしました。また、その前後の経過については、2008年5月の理事会以来、毎回の理事会において、および2008年・2009年の両大会時の評議員会においてご報告し、そこで承認された内容を、両総会においてもご報告いたしました。
 出版・刊行の日が間近かに迫ってまいりましたので、その後の経過の中で重要と思われる事項を、あらためて整理いたしました。(すでに報告ずみの事項は省略いたします。詳細については、本誌『便り』2008年12月号・2009年12月号をご覧下さい。)
【1】日本中国学会と上海師範大学との協定書
 2008年11月7日、双方によって協定書原案を作成。2009年3月初旬、協定書文案を確定。2009年3月28日、日本中国学会理事会で協定書を承認。
【2】『日本中国学会報』受賞論文(哲学部門)22篇の手交
 2008年11月7日、PDF版の22篇論文を池田が上海師範大学に手渡した。
【3】翻訳者の決定と翻訳の開始
 2008年12月までに上海師範大学側の翻訳者13名が決定、その中心学者は曹峰教授(清華大学)である。2009年1月から翻訳を開始。
【4】論文の中国語翻訳原稿の到着と著者校正
 2009年8月20日、最初の10篇の翻訳原稿が池田のところに到着。2009年11月27日、最後の1篇の翻訳原稿が到着。2009年8月20日より著者校正を開始。2009年12月25日、著者校正が完了。
【5】書名・出版社・発行年月・発行部数など(予定)
 書名(仮題)は《日本学者论中国哲学史》。出版社は華東師範大学出版社。発行年月は2010年5月31日より前に発行したいとのこと。発行部数は2000冊~3000冊(市場調査によっては変更がありうる)。総字数は40万字、定価は38元~48元(未定、市場調査によって決まる)。抜刷はなし、献本は著者22名に各2冊、それ以上の冊数をご希望の著者には割引がある。

《日本学者论中国哲学史》(仮題)の掲載論文
 日本中国学会賞を受賞した哲学部門27篇の論文の内、この計画のために「同意書」を提出して下さった会員の論文は、以下のとおり。
  1971年 鈴木喜一  孔子の知識論
  1972年 三浦國雄  資治通鑑考
  1974年 後藤延子  康有為と孔教──その思想史的意義──
  1975年 佐野公治  明代前半期の思想動向
  1978年 内山俊彦  孟子における天と人──自然観と政治思想との関連に触れて──
  1979年 中嶋隆蔵  蕭子良の精神生活
  1980年 宇佐美一博 董仲舒の政治思想──君主権の強化と抑制をめぐって──
  1981年 砂山稔   成玄英の思想について──重玄と無為を中心として──
  1982年 土田健次郎 楊時の立場
  1983年 浅野裕一  墨家集団の質的変化──説話類の意味するもの──
  1984年 近藤則之  左伝の成立に関する新視点──礼理論の再評価を通じて─
  1986年 間嶋潤一  鄭玄の『魯礼禘祫義』の構造とその意義
  1987年 谷中信一  『逸周書』の思想と成立について──斉学術の一側面の考察──
  1995年 吾妻重二  太極図の形成──儒仏道三教をめぐる再検討──
  1996年 垣内景子  朱熹の「敬」についての一考察
  1997年 井川義次  十七世紀イエズス会士の『易』解釈──『中国の哲学者孔子』の「謙」卦をめぐる有神論性の主張──
  1999年 表野和江  明末呉興凌氏刻書活動考──凌濛初と出版──
  2000年 南部英彦  前漢後期の宗廟制論議等を通して見たる儒教国教化──その親親・尊尊主義の分析を軸として──
  2001年 辛賢    『太玄』の「首」と「賛」について
  2002年 内山直樹  漢代における序文の体例──『説文解字』叙「叙曰」の解釈を中心に──
  2005年 工藤卓司  『賈誼新書』の諸侯王対策
  2007年 白井順   『朱子訓蒙絶句』は如何に読まれたか──朱子学の普及と伝播の一側面──

《日本学者论中国哲学史》に寄せた序文《致中国读者》
 本論文集に、池田は日本中国学会を代表して序文を寄せましたが、以下、参考までにそれを掲げておきます(訳者は曹峰教授)。

  本书是日本中国学会和上海师范大学共同合作的产物,合作的内容是将刊载于日本中国学会学术杂志《日本中国学会报》上的部分获奖论文(中国哲学领域)加以翻译和出版。
  具体而言,作为这项国际学术合作的当事者,一方是上海师范大学哲学系“上海师范大学中国哲学创新团体”(负责人方旭东教授)、另一方是日本研究中国文化的学会中规模最大的日本中国学会(代表者池田知久)。如果没有双方牢固而密切的合作,此书是不可能出版的。从这个意义上讲,我对上海师范大学以方旭东教授为代表的各位先生的崭新创意、高远见识,同时,对日本中国学会各位理事以及各位作者的深切理解、热情支持,表示衷心的感謝。
  本书内容,是获得“日本中国学会奖”的、从广义上对中国哲学展开研究的论文集。其中包括在本学会《日本中国学会报》第22集(1971年)~第58集(2007年)上刊登的、毎年一篇获奖的优秀论文。虽然这些都是代表现代日本中国哲学研究高水平的优秀论文,但在刊登、获奖当時,作者们都还比较年轻,这是一个显著特征。
  2008年3月,上海师范大学哲学系方旭东教授,通过当时山东大学文史哲研究院曹峰教授(现任清华大学教授),向我提出了以下的要求。作为方旭东教授所负责公共研究项目“海外中国哲学论丛”的重要一环,计划出版“海外中国哲学论丛系列论文集”,因此,希望能够翻译、出版《日本中国学会报》上刊登的优秀论文。于是,我在2008年5月的日本中国学会理事会上呈请理事们予以审议。其结果是,本学会接受这项请求,愿意和上海师范大学合作。理事们就以下结论达成一致,将《学会报》获奖论文中,与中国思想、哲学领域相关的、第一次(1970年)到最近一次(第38次,2007年)的全部获奖论文,作为日本中国学会中国哲学研究中具有代表性、高水准的论文,向中国推荐。
  中国思想、哲学领域获奖论文合计27篇,其中除去已经过世的3人,本会向余下24篇的所有作者发去了征求项目同意书,到2008年10月已有22篇作者寄回了同意书。就这样正式启动了本书的翻译和出版。之后,我于2008年11月赴上海师范大学,和方旭东教授一起制作了双方“协议书”(合约)的初步方案。2009年3月,双方在“协议书”(合约)的最终方案上署名、盖章之后,在同年3月召开的日本中国学会理事会获得了承认。
  上海师范大学一方实际开始日语论文的翻译工作,是在2009年1月以后。选择合适的译者、统筹翻译工作的进展、向作者发送译稿和回收修改稿、22篇论文的统稿校对,等等工作,都是由这一项目的介绍者曹峰教授以坚韧顽强的精神,克服重重困难得以完成。在此,我代表日本中国学会,向曹峰教授及各位译者,表示深厚的谢意。2009年12月,22篇论文的翻译全部完成。2010年5月,终于迎来了出版的日子。虽和当初的计划相比晚了五个月,但整个翻译过程,没有发生大的问题,顺利地实现了出版的目标,我和日中双方参与关心这个项目的人士都感到非常高兴。
  日本和中国之间,在从事学术研究之际,提出问题的方法、研究问题的方法、研究的进展方式、成果的发表方式等等,存在着各种各样的差异。对于这些问题,过去我们在没有充分理解对方的情况下,单纯地评价出好坏、判断出优劣,这样的事情并不少。但是现在,日中双方的研究者充分了解对方的研究特征,并活用于自身研究中,使自己的学问得以丰富和充实,已不仅是紧要的迫切的课题、也是比较容易展开的事情了。如果本书的出版能够有助于双方的相互了解,我将不胜欣喜。
  如果能有更多的中国读者直接读到此书,对各篇论文给与认真地严厉地评判,那么,本书出版的目的就达到了。  2010年3月
《日本中国学会与日本中国学会奖简介》
 また本論文集に、私は日本中国学会と学会賞を紹介する記事を書きました。その内容は、以下のとおりです(訳者は曹峰教授)。

日本中国学会是怎样一个学会
  日本中国学会是日本研究中国文化的各种组织中综合性的、规模最大的学会。
  本学会创立于1949年10月22日,正好是10月1日中华人民共和国宣告建国的三周之后,在我写这篇文章的2010年3月,日本中国学会创立已过60周年,开始下一个甲子了。不仅仅因为学会规模在日本最大、历史相对悠久,而且因为展开了高水准的研究活动,日本中国学会不光在日本学界,即便在世界学界也受到瞩目、具有很高的评价。
  会员在1949年10月刚成立时是246名。之后,到1957年为500名,1976年为1000名,1985年为1500名,1996年超过了2000名。2009年拥有的会员数约在1900名。包括中国学者在内,有相当多的外国学者也加入了本会,活跃于本学会的研究活动中。如果想要成为会员,可以先进入日本中国学会的网站http://wwwsoc.nii.ac.jp/ssj3/index.html,在“入会申请书”上填写有关的项目,经过一名会员的推荐(需要签名、盖章),然后将“入会申请书”寄到以下地址:邮政编码:113-0034 日本東京都文京区湯島1-4-25斯文会館内日本中国学会事務局。会费为一年7000日元。
  本学会的“目的”,在会则第2条中做了以下规定:“力图促进有关中国的学术研究和普及,以及会员间的相互交流和了解”。没有任何政治、宗教、营利的目的,是一个纯粹的学术研究团体。本学会得到日本学者联盟的代表–日本学术会议的认定和登录,由此,与IUOAS(国际东方、亚洲研究联盟,即International Union for Oriental and Asian Studies)等世界学术机构建立了合作关系。
  会员的研究领域,主要在于广义上的中国思想、哲学(经学、文献学、宗教学等也包括在内),中国文学、语言学(美学、艺术学等也包括在内),任何研究领域都跨越了从古代商、周到近现代中华民国、中华人民共和国为止的所有时代。中国史学方面的会员数相对较少,并不是本学会有意排除,推进包括历史学在内的综合性的中国文化研究,正是我们的愿望。
  本学会的主要研究活动的第一项,是毎年10月召开一次为期两天的学术会议。借各地大学的校园为会场,毎次从全国集结400名~600名的研究者。通常分为中国思想、哲学分会和中国文学、语言学分会两个分会场,请总计30名以上的学者作口头发言,发言后一定组织自由讨论。包括中国学者在内的外国人当然也有作报告和在讨论中发言的权利,实际上毎年都有不少外国留学生经过一定的手续,获得了研究发表的机会。除了研究报告之外,还经常会举行一些著名学者的讲演会、与中国文化有关的大型研讨会、贵重书籍的特别展览会等等。2009年第61次会议在私立文教大学举行,2010年第62次会议预计在国立广岛大学举行,2011年第63次会议预计在国立九州大学举行。
  主要研究活动的第二项,是出版发行毎年一冊(10月)的学术杂志《日本中国学会报》,通过邮局寄到所有会员手中。《学会报》毎年约刊载20篇论文,只要是会员谁都有资格投稿。投稿的论文,会由专门的“论文审査委员会”进行严格的审査,只有审査合格的论文能够在《学会报》上刊出。因此,自己的论文在《学会报》上刊载对会员而言是相当荣誉的事,说明此论文得到了本学会内外的高度评价。此外,在刊出的年轻学者论文中,毎年选出中国思想、哲学领域论文一篇和中国文学、语言学领域论文一篇,即两篇优秀论文,授予“日本中国学会奖”。不用说,这也要接受严格的审查。
  本学会的出版物,此外还有《日本中国学会消息》,毎年发行2~3号。内容有理事长的致辞,国内外主要学术活动的介绍,本学会内部“大会委员会”、“论文审査委员会”、“选举管理委员会”等各种委员会的报告,隶属日本全国的大学等机构的约40个学会、研究会的活动报告及其活动予定,日本全国科学研究费的采纳情况一览,本学会预算、决算的会计报告,等等。内容极为丰富,而且近年越来越充实。毎年还会发行一冊(10月)《日本中国学会会员名簿》,以上出版物均邮送到全体会员手中。
  本学会的管理人员计有理事长1名,副理事长2名,理事11名,监事2名,评议员60名,顾问若干名(现在有13名),干事若干名(现在有2名),各委员会委员、干事若干名(现在7个委员会,委员、干事63名)。理事长是本学会的代表,由评议员投票选出。理事会是会务的执行机关,副理事長、理事由理事长委任决定。评议员会是本学会的议决机构,评议员由全体会员投票选出。所有会员都有通过投票选举管理人员(评议员)的权利,也有被选为管理人员(评议员、理事等)的权利。

日本中国学会奖是怎样一个奖项
  如前所述,本学会的学术杂志《学会报》毎年1次在10月发行。《学会报》所刊载论文中,仅以青年学者(原则上在40岁以下)的论文为对象加以选考,毎年从中国思想、哲学领域和中国文学、语言学领域选出两篇优秀的论文,授与“学会奖”。不仅有奖状和奖金,而且被认定为优秀论文也是极高的荣誉。学会奖的选考在毎个年度末的3月,由论文审査委员会和理事会举行,在10月会议的总会上,举行颁奖仪式,获奖者接受与会者的祝贺。
  本学会开始设置学会奖是在1969年以后。当时称为“日本中国学会奖励赏”。这份奖金的基础来自于1967年逝世的奥野信太郎教授(庆应大学),1968年他的家人根据他生前的意志向本学会捐献了50万日元。接受这份基金之后,本学会制订了授奖对象以《学会报》上刊载论文为主,授奖者毎年在两名左右,中国思想、哲学与中国文学、语言学各1名,年龄限制在40岁以下,等一系列规章制度。
  第1届学会奖的选考是在1970年,以《学会报》第21集(1969年发行)的论文为对象,但最终决定是思想、哲学和文学、语言学两个领域均无获奖。因此可以说实际上学会奖始于第二年1971年。之后,到2008年第39届(对象是《学会报》第59集,2007年发行)为止,一直在思想、哲学和文学、语言学两个领域,或其中某一个领域颁发学会奖。但遗憾的是,2009年第40届(对象是《学会报》第60集,2008年发行),思想、哲学和文学、语言学两个领域均未发现可以获奖的优秀论文,再次出现均无获奖的局面。总结这40年间的获奖论文,思想、哲学领域有27篇,文学、语言学领域有34篇,总计为61篇。
  颁发学会奖时所使用资金,除上述奥野信太郎教授的50万日元外,还有1973年佐藤震二教授(九州大学)捐献的20万日元,1980年池田末利教授(广岛大学)捐献的30万日元,1994年伊藤漱平教授(东京大学)捐献的30万日元。现在这些款项合称“日本中国学会基金”,专用于学会奖的颁发。
  本学会奖的获奖者,当时都是40岁以下比较年轻的研究者,今日回首再看,我们发现得奖者中有不少在受此巨大鼓励之后,更为潜心研究学问,成长为学术中坚甚至大家。当今日本著名的中国思想、哲学及中国文学、语言学研究者中,有很多都出自获奖者。进入21世纪以后的得奖者中,今后也很有可能会出现大学者。从这个意义上讲,日本中国学会奖的设置,可以看作是对日本中国文化研究成功者的认可,同时,思想、哲学领域获奖论文则是现代日本中国哲学研究较高水准的代表。2010年3月
終わりに
 この試みが成功するか否かは、まだ判断する時期ではない。しかし、日本の中国研究を積極的に世界に発信することの必要性、それも個人個人が自分の論著について行うのではなく、日本中国学会が学会としてまとまって行うことの必要性は、大多数の会員の認めるところとなっている。
 しばらくして後、この試みの成否をよく検討した上で、大きな問題がないようであれば、中国哲学だけでなく中国語学・中国文学についても色々な形で、日本中国学会として世界発信を計画してみてもよいのではなかろうか。(2010年3月擱筆)


第62回大会開催のお知らせと発表者募集

  会員各位

陽春の候、会員各位におかれましては益々御清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、日本中国学会第62回大会は広島大学が準備を担当し、本年10月9日(土)、10日(日)の両日に開催することになりました。
つきましては、下記の要領で研究発表者を募集いたしますので、奮って御応募くださいますようお願い申し上げます。

    記
部会 一、哲学・思想 二、文学・語学 三、日本漢文(日本漢学・和漢比較文学・漢文教育など)

時間 発表20分 質疑応答10分
締切 6月末日(消印有効)

◎本年は、一、哲学・思想 二、文学・語学 三、日本漢文の三部会を予定しておりますが、応募状況によっては部会の増設も考えております。
◎発表は、学術的研究の最新の成果で未公刊のものに限ります。発表御希望の方は、氏名(フリガナ・地区・所属)・希望発表部会を明記の上、印字した発表題目および概要(800字以内、テキスト形式の電子ファイル添付)を、締切日までに大会準備会宛にお送りください。なお執筆者による校正はありませんので、完全原稿でお願いいたします。応募者多数の場合は、やむを得ずお断りすることもございますので、御了承ください。

                  2010年4月

 日本中国学会第62回大会準備会代表  野間 文史
 〒739-8522 広島県東広島市鏡山1丁目2-3
       広島大学大学院文学研究科
       中国思想文化学研究室準備室内
 連絡先
 TEL:082-424-6638(市来)・082-424-6626(野間)
 FAX:082-424-6638
 E-mail:tichiki@hiroshima-u.ac.jp